こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
今日は、私の所属事務所である、新埼玉法律事務所の様子について、写真で少しだけお見せしようと思います。
(私が撮影したため、映りは良くないのでご了承ください…)
こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
今日は、私の所属事務所である、新埼玉法律事務所の様子について、写真で少しだけお見せしようと思います。
(私が撮影したため、映りは良くないのでご了承ください…)
こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
https://www.pref.saitama.lg.jp/withyou/event/list/0629ikikata.html
本日、With You さいたま(埼玉県男女共同参画推進センター)様主催の「離婚を迷う女性のための『生き方セミナー』」で、「離婚にまつわるお金のこと」というテーマで講師を務めさせていただきました。
3連休の初日というタイミングにも関わらず、定員18名のところ、30名の方にご参加いただきました。
ご質問の中には、かなり高度な内容のものもあり、私自身、もっとわかりやすくお話できるよう勉強しなければと思いました。
しんぐるまざぁずフォーラムのスタッフの方、With You さいたま職員の方、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。
こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
今日も、モラル・ハラスメントに関する本のご紹介です。
本のタイトルは「誰が星の王子さまを殺したのか モラル・ハラスメントの罠」。著者は安冨歩さんという方です。
星の王子さまの絵本は、皆様ご存知かと思います。
しかし、この可愛らしい絵本が、実はモラル・ハラスメントを書いた絵本だということは知らない方が多いと思います。
星の王子さまの絵本の中に、語り手が「象をのみ込みこんだボアの絵」を描いたのに、大人に「帽子の絵」と取り違えられてがっかりしたエピソードが描かれていますが、これこそがモラル・ハラスメントの本質が書かれていると思います。
モラル・ハラスメントの本質は、見えづらさ、つまり嫌がらせの隠蔽・被害者が被害を受けていると認識できなくして、悪いのは自分だと思い込ませることにあります。
そして、星の王子さまは、バラからモラル・ハラスメントを受けて、キツネからセカンド・ハラスメントを受けて、自殺してしまいます。
本書は、モラル・ハラスメントを勉強したいという方には、本当にうってつけの名著です。
私も、弁護士の仕事をしていると、モラル・ハラスメントの被害者の方とお話をすることがたくさんありますが、被害者の方は、自分が被害者だと気がついておらず、むしろ「自分が至らないから、自分の配偶者がこのような仕打ちをするのだ」と思い込まされている方がたくさんいます。
モラル・ハラスメントは、タレントの三船美佳さんの離婚報道があったときに、その報道を知って、私もモラル・ハラスメントを受けているのではないかと、弁護士のところに相談に来たという方も一時的に増えました。しかし、まだまだ認知度が十分ではありません。
特に、私たち弁護士などの専門職やDV被害者支援を行う行政窓口の方が、モラル・ハラスメントをきちんと理解していないと、星の王子さまのキツネのようにセカンド・ハラスメントをしてしまい、最悪の場合、被害者を自殺に追い込んでしまいます。
私たち専門職や行政窓口は、星の王子さまに登場する羊になって、星の王子さま(モラル・ハラスメント被害者)を支援しなければならないと思います。
こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
今日は親子間のモラル・ハラスメントに関する漫画のご紹介です。
本のタイトルは「母がしんどい」。著者は、田房永子さんという方です。
この自伝的漫画の中では、お母さんは娘に酷い暴力を振るわけではないし(少しはあります)、ネグレクト(ブラジャーを買わない等はありますが)をするわけではないですが、娘の人格をとことん尊重しません。娘が自分と違う別の人間であることを理解できないのです。
親子間のモラル・ハラスメントの様子がすごくわかりやすく書かれているので、お母さんとの関係で何か違和感を持っている方は、ぜひ読んで頂きたいです。
親子間、とくに母親から娘のモラル・ハラスメントは非常に見えづらいです。
しかしながら、そのモラル・ハラスメントは、娘の人生に大きく影響していきます。
通常、子どもは父親より母親との接触時間の方が、圧倒的に長いですからね。
私も弁護士の仕事をしていると、夫との離婚の相談を受けていたはずなのに、気がついたら相談者の方とそのお母様のお話になっていることがあります。
自分は夫からDVやモラル・ハラスメントを受けてきたが、実は、実母からもモラル・ハラスメントを受けていたのではないか、と離婚相談中に気がつくということがたまにあります。
日本では、配偶者以上に、自分の親を悪く言うことを、よしとしない文化があります。
「せっかく産んでもらったのに!」とか、わかりやすい虐待事例ではない限り、子どもが親に対して「毒親!」と声をあげることが難しい雰囲気があります。
そのような中で、田房永子さんが勇気を出して、自伝的な漫画を描いて下さったことは、毒親に苦しんでいる子ども側に勇気を与えるものだと思います。
両親の感謝すべきことは、原則論ですが、あくまで例外があります。
私も「一面的に物事を見ないように気をつけなければ!」とこの漫画を通じて改めて思いました。
こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。
今日は、面会交流に関する絵本のご紹介です。
タイトルは「パパはジョニーっていうんだ」。スウェーデンの作家の絵本です。
絵本では、心温まるちょっぴり切ない面会交流の様子が描かれています。
面会交流の様子が分かりやすくリアルに描かれており、とてもお勧めです。
絵本の中では、主人公のティムが、自分の周囲の人に「自分のパパはジョニーだ」と自慢げに紹介しています。
私の元依頼者で、自分の子どもが面会交流中に偶然出会ったお友達に、「僕のパパは、鈴木洋一(仮名)っていうんだよ。」と自慢げに話しているのが「うれしかった。」とお話されていた方もいました。
そもそも、面会交流とは、「婚姻中の父母が別居している場合,あるいは父母が離婚した場合において,子を監護していない親(非監護親)が子と直接会うなどの交流をすること」をいいます。
面会交流は、弁護士としても常に大変悩ましい問題です。
別居している、あるいは離婚している夫婦のお子さんたちは、いろいろな思いを抱えており、何がお子さんたちに最善なのか周りの大人が真剣に考えていかなければなりません。
いろいろな事情があって、弁護士に相談・依頼をして、別居・離婚に至っている関係であるため、元夫婦としてお互いに憎んでしまったり、複雑な感情があると思います。しかし、元夫婦としては他人でも、お子さんたちの両親であることに変わりはありません。
お子さんたちの環境や気持ち・今までの夫婦関係(DV、モラハラ等)・お子さんたちへの影響(DV目撃、子どもの虐待行為等)によっては、必ずしも面会交流を実施すべきではない場合もあります。
私としては、お父さん・お母さん同士が話し合って、お子さんたちにとってより良い面会交流の方法を模索することが重要である、と考えています。