こんにちは。弁護士・社会福祉士の村松綾子です。
今回は、社会福祉士国家試験の、試験当日編です。
【1.試験会場に着くまで】
・「会場は寒いし、椅子が固い」と聞いていたので、クッション2つと掛け布団とホッカイロを持っていく。
・試験会場(熊谷市の立正大学でした)に1時間前に到着。
【2.試験会場について】
・早めに試験会場の教室に入れてもらえた。部屋は寒いと感じなかったが、椅子が最新式(自動で椅子が閉じるタイプ)のため、体勢が常に前かがみになるのが辛かったので、クッションを持ってきて本当に良かったです。
・長い机1つに受験生は2人という恵まれた環境で、隣の人の音などは全く気にならなかったです。試験直前まで、合格教科書を見返す。特に暗記物の人物などを直前に見返す。
【3.試験(午前の部)】
・まず、問題を見て、忘れないうちに人物の問題から解こうとしたものの、外国の人物が全く出ていなくて本当に焦ってしまった。「日本人の人物1問だけかよ!」「あんなに勉強したのに!」心の中で「え~」と叫んでしまったが、冷静になろうと、最初から解き始めることにした。
・⑥福祉行財政と福祉計画、⑦社会保障、⑧障害者に対する支援と障害者自立支援制度は難しく感じた。
・全体的に、(ⅰ)難しい問題、(ⅱ)問題の趣旨が分かりづらい問題、(ⅲ)簡単な問題が混在しており、今までよりも問題を解くテクニックが要求されているように感じました。時間切れになった人も多かったように思います(日本社会事業大学の同級生の話)。
・また、人物が出ないなど、単純な暗記物の問題が少なく、実務的な問題が増えた印象で、学生より社会人経験者が有利なように感じました。
・時間が20分余ったので、「2つ答えよ。」問題などのマークミスがないように確認をしました。
※午前の部が終わり、「難しかった。」と話していた受験生が多かったです。また、午前の試験だけを受けて、あきらめて帰宅してしまう人も結構いました。
【4.試験(午後の部)】
・午前同様に人物が全く出ない。
・出たのは、実務的な知識を問う問題が多く、個人的には午前より難しく感じた。
・⑯高齢者に対する支援と介護保険制度は、全然わからず、介護職の人は有利だろうなと感じた。
・事例問題も難しく、結構悩むものが多かったように感じた。(過去問の事例問題をやればよかったと後悔)
※試験が終わった後、「午後は簡単だったよね。」と話している受験生が多く、非常に不安になりました。