こんにちは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。

 

 私は先日、埼玉県男女共同参画審議会委員に任命されました。任期は令和年7月1日から令和年6月30日までとなっています。

  本日の第56回埼玉県男女共同参画審議会では、様々なことが検討されました。

 

 その中でも重要なテーマとして、保育園の待機児童の問題があります。

 令和年度の埼玉県の待機児童数は、1,083人です。

 待機児童の解消には、保育サービスの受け皿を拡大する必要があります。それには、保育士さんの確保が不可欠です。

 

 私から、「同じ仕事なのに、保育士さんの給与が、東京都で働くと月額25万円前後なのに対して、埼玉県で働くと月額19万円前後だとすると、埼玉県の保育士さんが東京都で勤務するようになってしまうのではないか?保育士の待遇改善が必要ではないか?」と指摘させていただきました。

 

 保育士さんの仕事は、一瞬でも目を離せない大変な仕事です。子どもたちの安全を守るためには、保育士さんの質の確保が不可欠です。もっと保育士さんたちが働きやすい環境を整えることが、子どもたちの安全・安心にもつながると思っています。

 そのためにも、保育士さんの待遇改善が重要だと思いますし、これからも私はそのように訴えていきたいです。