弁護士

発達障がいのお子さんを養育するお母さんの支援について

 こんばんは。村松綾子です。(更新の期間が空いてしまい、すみませんでした。)

 

 本日、発達障がいのお子さん、あるいはグレーゾーンと言われるお子さんを養育されているお母さん同士のグループミーティング(お話し会)、通称「でこぼこっ子の会」を開催しました。

 

 発達障がいのお子さんを養育されているお母さんからは、お子さんの感覚過敏のために、朝のお着替えが大変だったり、同じことを何度言ってもなかなか指示が入らないこと等、育てづらさを感じているというお話がありました。

 また、周りの方の理解のなさから、「お母さんの養育方針や関わり方が悪いのではないか。」と責められて、二次被害を受けてしまった体験等が共有されました。

 

 発達障がいと言っても、それぞれの子の個性があり、一括りにはできませんが、いくつかの共通項もあり、同じ悩みを共有できた部分もありました。

 また、発達障がいは決して悪いことだけではありません。模倣が苦手なことを発達障がいの欠点のように言われていますが、絵を描く・プラモデルを作る等の設計などについて、他の人には思いもつかない才能を発揮する子もいます。そのオリジナリティーは素晴らしいものがあります。

 

 今後も、不定期に開催していけたらいいと思っております。

 私自身、発達障がいの分野はまだまだ不勉強で教えていただくことばかりですが、とりあえず児童発達支援士の資格取得を目指して、少しでも理解を深めていきたいと思います。

 

桜田ベンゴが新埼玉法律事務所に来ました

こんばんは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。

 

新埼玉法律事務所にも、埼玉弁護士会(←クリックでホームページが別窓で開きます)の公式キャラクターの『桜田ベンゴ』が来ました!

背中の六法全書がカワイイですね。埼玉弁護士会の認知度アップに貢献してくれると思います。

  

離婚調停に子どもを連れて行ってもいいのでしょうか?

こんばんは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。

 

本日は、離婚調停の際によく聞かれる、

「Q 離婚調停の際に、裁判所に子どもを連れて行ってもいいのでしょうか?」

という質問にお答えします。

 

A 事前に裁判所に相談をして下さい。

 事前にご相談いただけないと、お部屋の関係など、裁判所も困ってしまいます。

  そこで、調停の係属証明書や調停員から渡される調停期日のお知らせの紙を提出して、保育園の一時保育を利用して、お子さんを保育園に預けて、調停に出席される方もいます。

 どうしても預け先がない場合や、一時保育を利用する金銭的な余裕がない場合には、自宅や代理人弁護士の事務所の電話で、調停を実施できる場合があります。

 当事務所に、離婚調停事件などについて依頼を受けている方の場合、お子さんを連れて新埼玉法律事務所にお越しいただき、お母さんが裁判所と電話調停をしている間に、お子さんが別の部屋に待機できる年齢であれば、別の部屋で遊んで待ってもらうこともできます。

 

 私が弁護士になりたての頃など、電話会議もなく、どうしても依頼者の方が、ご自身の赤ちゃんを裁判所に連れて行かなくてはならず、離婚調停中に赤ちゃんが泣き出してしまい、村松が赤ちゃんを抱っこして、裁判所の廊下をふらふら歩いたこともあります。

 また、赤ちゃんの場合にはいいのですが、4歳以降になってくると、いろいろな言葉もわかってくるので、離婚調停の際にお子さんを同席させることが望ましくない場合もあります。
 離婚調停は、相手方(子の父親)を悪く言う部分もあり、お子さんのアイデンティティを傷つけない観点から、あまり離婚調停の内容をお子さんに聞かせない方がいい場合があります。

 しかしながら、お子さんを祖父母や保育園などに預けられる環境が整っている方ばかりではないので、臨機応変に対応せざるを得ないと思います。


判断に迷われた際には、事前に裁判所や担当弁護士にご相談下さい。

図書館を使った調べる学習コンクール

こんばんは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。

 

私の知人のお子さん(小学生)が、「図書館を使った調べる学習コンクール」に応募して、入賞したとの連絡を受けました。

実は、そのお子さんが調べるテーマの中で、「弁護士にインタビューをしたい」とのことでしたので、そのインタビューにお答えしたのです。

 

お子さんの質問には、「明らかに悪いことをしたと思われる人でも、弁護しなくてはならないのですか?」など、なかなか高度なものも含まれていました。

お子さんの入賞、おめでとうございます。また、弁護士の業界に興味を持っていただけてよかったです。

さいたま市生活保護業務における不適正事務処理に関する第三者委員会報告書が提出されました

こんばんは。弁護士・社会福祉士・保育士の村松綾子です。

 

私が第三者委員を務めた、「さいたま市生活保護業務における不適正事務処理に関する第三者委員会」の報告書が、さいたま市長に提出されました。

詳細は、さいたま市ホームページをご参照ください。

 

このような生活保護業務における不適正事務処理が、今後起こらないように、委員内で議論を重ねました。皆様ぜひご覧ください。